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メドック格付け4級 シャトー・ベイシュヴェル[1996]
< ショップコメント > AOC サン・ジュリアン凝縮した果実味。ヴァニラ、動物系の香り。タンニンは柔らかで、土から得る味わいのバランスがすばらしい。 ボルドーで最も美しい城館として知られるシャトー・ベイシュヴェル。そのラベルには、帆を半分さげた船が描かれています。 16世紀、この城はフランスの海軍提督のエペルノン公爵の城館で、ジロンド河を通る船乗りたちは、この城の前に来るとガスコーニュ語で「ベッセ・ヴォワール」日本語で「帆を下げよ」と叫んで提督への敬意を表したのです。この「ベッセ・ヴォワール」がいつか転訛して、「ベーシュ・ヴェル …… ベイシュヴェル」となっていったのがこのシャトーの名前の由来です。城館部分は1757年に再建され、同時にヴェルサイユ宮殿に習ったルノートル様式の広大な庭園をつくり、「メドックの小さなヴェルサイユ」として広く知られるようになりました。17世紀中頃にはブドウ栽培も大規模に行われており、メドックで最も古い記録の一つとされています。18世紀中頃には、サンジュリアンのシャトーの中でも最も高値を呼ぶ銘柄となりました。フランス革命後に、一時期その名声にかげりを見せはじめ、1855年の公式格付けの際に、土地そのものの本来の実力より低いグラン クリュ第4級に格付けされました。その後ベイシュヴェルはパリの銀行家アルマン・アインの所有に移り、急速に復興を遂げ、ベイシュヴェルの品質は本来の第2級として評価されるようになり、現在に至っています。深いレキ(小石)層におおわれたベイシュヴェルの土壌は、北方のシャトー・ラトゥールの畑まで続いていて、カベルネ・ソーヴィニヨン種の栽培には最も適した土地と言えます。250haという広大な土地を所有していますが、葡萄畑にしているのは最も葡萄の樹に適した土地のみを厳選し、70haしかありません。その他の土地は羊の放牧や牧草地として利用し、そして羊の糞等を堆肥とし、有機的な農法を行っているのです。作付け比率はカベルネ・ソーヴィニヨンが約60%、メルロが約30%、残りをカベルネ・フランとプティ・ヴェルドが植えられています。品質的にも、常にサンジュリアン村のトップを担う実力派です。若い内には、口の中にはじけるような果実味を特徴とし、熟成後は、エレガントな深みを身につけていきます。..... |